イボやポリープ、子宮筋腫や内膜症予防に必要な栄養
イボやポリープができやすかったり、子宮筋腫、子宮内膜症などの婦人科トラブルは粘膜の材料になるビタミンAが不足している人に起こりやすい症状です。また、胃がん、大腸がん、子宮癌など粘膜と関係の深い臓器のがんのリスクも高くなります。
細胞が徐々に形を変化させることを細胞の分化といいますが、ビタミンAは細胞の分化を調節する作用があります。つまり、細胞分裂する時にきちんと同じ細胞になるように分化を誘導する役割をしています。
そのため、ビタミンAが欠乏すると細胞分裂が盛んになり、腫瘍性を帯びて、先ほどお伝えしたような症状や病気に陥りやすくなります。
ビタミンAは、取りすぎると危険というイメージが先行しがちですが、その考えが間違っていることが多くの論文でも明らかになり、再評価されるようになっています。
ただ、ビタミンAをサプリメントで摂取する際は確かに注意が必要で、合成のものはおすすめしません。脂溶性ビタミンなので、酸化していると害の方が大きくなります。「天然」と記載されていても、安価なものは材料の保存状態なども気になります。天然で品質も信頼できるものを選ぶことが大切です。
また、身体が吸収できるかも重要で、胆汁がきちんと出ていないとビタミンAのような脂性ビタミンは吸収しにくくなります。
ビタミンAを摂取して手や顔などの皮膚が黄色くなる人は、乳化されたもの(ミセル化)を使うか、レシチンと一緒にとるなどの工夫が必要です。
ビタミンAの多い食品
動物性で摂ると吸収率が良いです。
・レバー
・乳製品
・ウナギ
・卵
などに多く含まれます。
植物性は体内でビタミンAに変換されるカロテンを摂取することができます。
・ニンジン
・カボチャ
・青シソ
などに多く含まれます。
カロテンは油と一緒にとることで80~90%吸収率が上がります。吸収率を考えると、サラダはノンオイルドレッシングよりも、オリーブオイルや胡麻油などを含むドレッシングの方がおすすめです。
我が家でも良く作る、フレンチドレッシングのレシピです。よろしければ作ってみて下さいね。混ぜるだけで簡単です^^
オリーブオイル 100cc
酢もしくは白ワインビネガー 50cc
塩 小さじ1/2
粗挽き黒胡椒 適量
砂糖 小さじ1
ビタミンAはたんぱく質と結合して体の必要な所に運ばれるため、たんぱく質不足もビタミンA の利用量が低下します。肉、魚、卵などの動物性たんぱく質を始め、大豆製品などの植物性たんぱく質もしっかり食べることがおすすめです。
御幸町カイロでは、食事の摂り方やサプリメントの選び方などもお伝えしていますので、お気軽にご相談下さい。
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