2025/06/25| カテゴリ:院長 小松原より
腰痛を放置すると椎間板ヘルニアのリスクが高まる?湿気や気圧の変化も影響!
キーワード: 腰痛
京都市中京区で、整体・カイロプラクティックによる腰痛や頭痛の根本改善と、分子整合栄養医学(オーソモレキュラー)を活用した栄養療法を医科・歯科と連携して提供している御幸町カイロプラクティックです。
今回は、腰痛を放置すると椎間板ヘルニアのリスクが高まる理由と湿気や気圧の変化が腰痛に与える影響について詳しくご紹介します。
■ 腰痛を放置するとどうなる?見逃しがちな“進行サイン”
腰の痛みは、多くの人が「よくあること」と軽く捉えがちです。
しかし慢性的な腰痛を放置していると、ある日突然「足にしびれ」や「鋭い痛み」といった神経症状が現れることがあります。
これは、腰の深部にある神経(坐骨神経など)への圧迫が進行しているサインでこのようなケースでは、次のような疾患が隠れている可能性があります。
腰椎椎間板ヘルニア
⇒ 腰椎の間にある椎間板が飛び出し、神経を圧迫。腰〜足にかけての痛みやしびれを引き起こす。
坐骨神経痛
⇒ 神経根が刺激され、お尻の奥〜太もも・ふくらはぎ・足先まで痛みやしびれが放散する。

■ 椎間板は一生もの。老化+歪み+放置がヘルニアを生む
腰椎と腰椎の間には、「椎間板」という軟骨組織があります。これは背骨のクッションの役割を果たし、衝撃を吸収しています。
外側:線維輪(硬いコラーゲン層)
内側:髄核(ゼラチン状の組織)
この椎間板は、20歳を過ぎた頃から徐々に水分を失い、弾力が低下していきます。さらに、日常生活の中で次のような負荷が加わることで、椎間板の変性が進行します。
長時間のデスクワークやスマホ操作による姿勢の悪化
骨盤や背骨の歪み
重い物の持ち上げや不自然な動作による瞬間的な衝撃
こうして椎間板にかかる圧力や捻れが限界を超えると、髄核が外に飛び出して神経を圧迫する。これが、椎間板ヘルニアの発症メカニズムです。
■ 椎間板は“上下の圧”には強いが、“捻れ”には弱い
椎間板は、垂直方向の圧(重力)には約1トン程度耐えられるとされています。
しかし「捻る動作」や「片側にだけ負担がかかる動作」には非常に弱く、骨格の歪みによって片側に負荷が集中すると椎間板が変形・破裂しやすくなります。
たとえば:
「腰を反らせると痛い」
「立ち上がる時にピキッとする」
「仰向けで寝ると腰が浮いてしまう」
このような違和感がある場合、すでに椎間板への過剰な負荷が始まっているサインです。
■ 湿気・気圧の変化が腰痛に与える3つの影響
特に日本のように四季があり、梅雨や台風の季節がある地域では、以下のような気象環境の変化が腰痛を悪化させる要因になります。
気圧の低下による関節・神経の膨張
外圧が下がることで、関節や神経がわずかに膨らみ、神経への圧迫が強まる
湿気の上昇による血流・リンパの滞り
身体の水分代謝が乱れ、筋肉の柔軟性が低下し、腰部の筋肉が硬直
自律神経の乱れによる痛覚過敏
低気圧や気温差で交感神経が優位になり、痛みを強く感じやすくなる
こうした外的ストレスは、普段は軽度だった腰痛を悪化させる引き金になり、知らず知らずのうちにヘルニアのリスクを高めてしまいます。
■ 「いつもの腰痛」が大きな問題になる前に
腰痛は、「ただの疲れ」「天気のせい」と軽く見られがちですが、早期の適切な対応が将来的な手術や強い神経障害を防ぐカギになります。
放置すると、
日常生活に支障をきたす
歩行困難になる
排尿障害(重度のヘルニア)に進行することも
といった深刻な結果を招くこともあるのでまずは、病院での検査を受け状態を把握して対策を考えていくことが大切です。
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