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2021/01/28| カテゴリ:院長 小松原より,分子整合栄養医学

朝食を食べない、食べれないという方が多いです

キーワード: 分子栄養学,便秘

京都市中京区で整体、カイロの施術と分子栄養学を医科歯科と連携し栄養改善を行っています。今回は朝食抜きは便秘になりやすい?をご紹介します。


朝食の欠損率というデータが厚生労働省から出ています。男女とも20~40代が朝食を摂らない人が多いようで朝食を食べないことを身体の働きから考えると良くないことが多く、とくに便秘や下痢の方は注意が必要です。



朝食を食べない、食べれないという方の食事パターンには、昼食にはサラダやスープ、そばやうどん、パンやカップラーメン、おにぎりなど、軽めで済ませ、夕食は遅めで味の濃いもの、自分の好きなもので昼の1.5〜2倍くらいの量になる傾向にあります。また、仕事中の間食に甘いものが欠かせないという方も多いです。


夜の食事量が多くなり過ぎると、食後は寝るだけで動かないのでエネルギーの消費が少ない、胃腸の消化が追いつかないので朝起きてもお腹が空かない、胃が重い、だるいという感覚があり朝食が食べれないという人も多くいらっしゃいます。


なので、朝食を食べない、食べれないという人は一度昼夜の食事量と食事内容も見直してみてください。

腸は蠕動運動という食べた物を胃から小腸大腸へと送リ出す運動があります。その運動の中でも大腸で大蠕動という動きが1日に1~3回ほどあり、胃に食べ物が入ることで、胃から大腸に信号を送り、大腸が反応して、消化物を外に排出しようとす胃・結腸反射が起こります。


この胃・結腸反射は、胃が空っぽで大腸の運動が少ない朝にとくに活発になり、食べ物がお腹に入ってくると強い刺激となり大腸に信号が送られ排便を促すという仕組みです。


朝食は栄養補給と一日の胃腸の働きをスタートするためにとても大切な役割をしているので、朝食を食べてない人はひと口ふた口でもいいので食べるところからはじめてみてくださいね。


また、トイレに行きたいけど我慢すると胃・結腸反射が低下し、腸内環境が崩れ便秘薬や下剤などの薬に頼り過ぎると腸内腸内環境が崩れるので気をつけてください。


朝食抜きは便秘・下痢以外にも

・エネルギー不足

・胃腸機能の低下

・集中力低下

・低血糖や貧血の悪化

・不安感やイライラなど

・自律神経のアンバランス

などの原因にもなります。


食事バランスがくずれ便秘や下痢などが慢性化すると身体全体にとってはかなりのダメージになり、腸内細菌のバランスや消化器系の病気のリスクも高くなるので今から気をつけてください。


胃腸の症状でお困りの方は症状に応じで色々な方法でアドバイスできますのでお気軽にご相談ください。

 

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