2024/08/08| カテゴリ:院長 小松原より,分子整合栄養医学
夏の水分補給を意識しよう
キーワード: 分子整合栄養医学 オーソモレキュラー,分子栄養学
京都市中京区で整体、カイロの施術で頭痛腰痛の改善と分子栄養学を医科歯科と提携し栄養療法を行っています。今回は夏に向けて水分補給を意識しようをご紹介します。
体内にある水分量は、成人の場合は体重の約60%になり新生児では約80%、高齢になると水分量は約50%に減少してきます。例:体重が50kgの人なら約30kgが水分
臓器では、脳の約80%、血液の約90%は水分になり血液やリンパ液に含まれる水分は体内を巡回し、栄養や酸素を細胞に運び、疲労物質や老廃物を回収するという大切な働きをしています。また、汗をかくことによって体温を調節する働きもあるので、暑い季節を健康に過ごすためにも正しい水分補給の知識が大切です。
水分の排泄と補給バランスが大切
水分は、体内からは毎日約 2.5リットルが失われ、その量は、尿や便で1.3リットル、呼吸や汗で1.2リットルにもなります。この1日に失う水分をバランスよく補給することが大切になり、普段の食事がしっかり(定食のような食事でOK)が出来ていれば約1.3リットルを補給できるので残りの1.2リットルを水やお茶などの飲物で摂ることで御給バランスがとれます。
食事の偏りがあったりトイレが近くなるので水分は 飲まない…は補給量が減少してしまうのでNG。体内から老廃物を出す排泄は健康維持には大切です。
体の水分量が減ると…
・2%減る→のどの渇きなど
・3%減る→強い渇き・ぼんやり・食欲不振など
・4%減る→イライラ・体温上昇・疲労困憊・尿の減少と濃縮など
・5%減る→頭痛・熱にうだるなど
・8%以上減る→身体動揺・痙攣・生命の危険など
2%減る状態で、すでに初期の脱水症状を起こしているので、のどが渇く前のこまめな水分補給が大切です。
水分補給のNG
・糖分の多いジュース・清涼飲料水で摂取は糖質の過剰摂取になり空腹が感じなくなり食欲低下の原因になります。
・水を一気飲みをするのは量が多くなり胃酸が薄まったり、胃の働きが低下する原因になります。
・冷たく冷やした水は水分の吸収が悪くなり、腸を刺激し下痢の原因になります。
水分補給は…
常温のお水で一口二口をこまめに摂るようにして一日で500ccのペットボトル1~2本、朝やお昼や3時の休憩でコップ1杯の水やお茶を摂るようにまめにちょこちょこ摂ることを意識してください。そして、食事からも水分を補給しているので偏食や食事を抜くのは代謝水の不足になり血液の濃縮に繋がるので食事もしっかり意識してください。
スポーツをしたり屋外での仕事の場合はプラス汗をかく量に合わせて水分やビタミン・ミネラル・カロリーなどを考えた補給が大切になります。
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