2024/02/22| カテゴリ:院長 小松原より
子どもの身長を伸ばす!成長スパートを活かす生活習慣と栄養
キーワード: 分子整合栄養医学 オーソモレキュラー,分子栄養学
子どもが成長する中で身体が大きくなる時期を成長スパートといいます。子供の身長が伸びる大切なタイミングは2回あることをご存知でしょうか?まず1回目は赤ちゃんの時期で、平均して身長が25㎝伸びる時期になります。
そして、大人になったときの最終身長に影響を与えるのが2回目の成長スパートです。子供の身長を伸ばす鍵は、この成長スパートの時期とその前後の生活習慣と栄養摂取量に大きく影響されます。
男子は13歳前後、女子は11歳前後に訪れる成長スパートをきっかけに、20歳までの間にコツコツと伸びる環境と栄養を意識することが大切で、とくにアスリートを目指す子供はこの時期はとても大切になります。
親ができることとして、まずは予測身長を計算し、成長スパートの時期に合わせて生活習慣や食事での栄養を意識することがポイントです。
予測身長は親の身長を元にして子どもの最終的な身長を予測する計算式になります。
男子は(父親の身長 + 母親の身長 + 13) ÷ 2
女子は(父親の身長 + 母親の身長 - 13) ÷ 2
が目安となります。
予測身長が希望身長より低い場合でも、積極的な栄養アプローチで伸ばすことが可能です。
**生活習慣で意識すること**
1 バランスの取れた食事
タンパク質、カルシウム、ヘム鉄の摂取に注意し、活動量に合わせたカロリーを確保することが必要です。
2 規則正しい睡眠習慣
成長ホルモンは睡眠中に最も分泌されるので、質の高い睡眠が必要です。
3適切な運動
骨や筋肉、神経に刺激を与え、身長の伸びを促進します。
この3つを日常生活で意識して習慣にすることが大きく影響するのでぜひ、この3つのポイントを心がけて、子どもの成長をサポートしてあげてください。
また、より成長を考える場合は分子栄養学の血液検査で栄養状態や成長の伸びしろ、身体の強度、成長状態、成長ホルモンの分泌量などを把握し、日常生活に合わせた食事やサプリメントでの栄養摂取を実践することで、より効果的な成長サポートが可能になります。
子供の成長が気になる、アスリートを目指した基礎の体をつくりたいという子供におすすめです。
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