寒い季節は腰痛が悪化しやすい時期です。冷え込みによる血行不良や筋肉のこわばり、さらに暖房による乾燥など、腰に負担をかける要因が増えるためです。実際、冬になると「腰の痛みがひどくなった」と感じる方も多いのではないでしょうか？

冬に腰痛が増える理由

寒さによる血行不良

寒いと血管が収縮し、血流が悪くなります。これにより、筋肉がこわばり、柔軟性が低下して腰に負担がかかります。

運動不足

寒い季節は活動量が減りがちです。筋肉が弱まることで腰のサポート力が低下し、腰痛が悪化しやすくなります。

暖房の使いすぎ

暖房による乾燥は、体内の水分不足を招きます。これが筋肉や関節の硬さにつながり、腰痛を引き起こす原因となります。

年末年始の不規則な生活

年末年始の暴飲暴食や不規則な生活リズムも、腰痛を悪化させる要因の一つです。

腰痛リスクをチェック！

ギックリ腰やきつい腰痛にならないために予防出来ることも多いので下記をチェックしてみてください。

□ 太り気味で体重オーバーになっている

□ 3時間以上同じ姿勢で作業することが多い

□ 座っていることが多い

□ 身体の傾きや腰の位置の左右差を感じる

□ 猫背になっていつも背中が丸い

□ 背中にはりや痛みを感じる

□ 腰が前にそる「そり腰」になっている

□ 鞄をいつも同じ方に持っている

□ 重い荷物を持つことが多い

□ 中腰の作業が多く腰に違和感を感じる

□ 背中から腰が沈む、寝具で寝ている

□ 朝起きると腰が重く感じる

□ 不規則な食生活になっている

□ ストレス発散が出来ていない

□ 日常生活で10分以上歩く機会が少ない

□ 常に寝不足でだるい

□ 体が硬く、前屈がしんどい

□ 立つときに腰に違和感を感じる

□ 便秘や下痢になることが多い

□ 過去に腰痛を感じたことがある

□ 季節の変り目になると身体がだるい

□ 気圧や湿度の変化で体調が崩れる

★１〜３個→腰痛になりにくい

★４〜６個→数年後腰痛に注意

★７〜10個→腰痛に注意

★１１個以上→腰痛の悪化に注意

４個以上該当する項目がある人は疲労ストレスの蓄積が続くと腰痛を感じやすくなるので注意が必要です。まずは、生活習慣の見直しをして改善できるところを先に改善して、腰のだるさや重さ、痛みがいつもよりきつい人は信頼の出来る整体やカイロ、鍼灸などで相談して施術やアドバイスを受けるようにされてみてください。

冬におすすめの腰痛予防法

体を温める

腹巻きや腰用のカイロなどで腰を温めると、血行が良くなり筋肉のこわばりが軽減します。

こまめにストレッチ

体が冷えないように、適度に動かすことが大切です。腰を軽くひねる運動や背伸びを取り入れましょう。

適度な運動

ウォーキングや軽い体操で、筋肉を維持することが腰痛予防に役立ちます。寒い日でもできる室内運動がおすすめです。

規則正しい生活習慣

年末年始の食べ過ぎや睡眠不足は体調不良を招きます。バランスの取れた食事と睡眠を心がけましょう。

信頼できるケアを受ける

腰痛が慢性化している場合は、自己ケアだけでなく、専門的な施術を受けることも有効な方法です。

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