2025/07/28| カテゴリ:院長 小松原より
「分子栄養学から考える」夏の正しい水分補給とは?〜脱水を防いで元気に過ごすために〜
キーワード: 分子整合栄養医学 オーソモレキュラー,分子栄養学,頭痛
京都市中京区の御幸町カイロプラクティックでは、頭痛・腰痛・不調の根本改善を目指し、整体・カイロの施術と分子栄養学に基づく栄養療法を行っています。今回は「夏の水分補給」について、分子整合栄養医学(オーソモレキュラー)の視点から解説します。
体の60%は水分。水が足りないとどうなる?
人の体は水分でできています。成人では体重の約60%、新生児で約80%、高齢者では50%程度が水分です。例えば、体重が50kgの方なら約30kgが水分という計算になります。
脳の80%、血液の90%も水で構成されており、水分は体内で以下のような重要な働きを担っています。
*酸素や栄養素を細胞に届ける
*老廃物や疲労物質の排出
*体温調節(発汗による冷却)
だからこそ、特に夏は正しい水分補給が必要です。

どれくらい水分が失われるのか?
私たちの体は毎日約2.5リットルの水分を失っています。
*尿や便:1.3L
*呼吸や汗:1.2L
通常の定食のような食事からは約1.3Lの水分が摂取できるため、残りの1.2Lは水やお茶で補給する必要があります。
「トイレが近くなるから…」「あまり喉が渇かないから…」と水分を控えるのはNGです。体内の老廃物排出や代謝には水分が欠かせません。
脱水症状は2%の水分不足から
体内の水分が減ると、次のような不調が現れます。
2%減少:のどの渇き、だるさ
3%減少:集中力低下、ぼんやり、食欲不振
4%減少:イライラ、発熱、疲労感
5%以上:頭痛、めまい
8%以上:けいれん、意識混濁、生命の危険
つまり、「のどが渇いた」と感じた時点ですでに初期の脱水症状が始まっています。
水分補給でやってはいけないこと
糖分の多い飲料(ジュースやスポーツドリンク)に頼る
→糖質過多になり、食欲が落ちる原因にもなります。
冷たい水を一気飲みする
→胃腸への負担や吸収率の低下、下痢の原因になります。
水だけをがぶ飲みする
→ミネラル不足になる場合があり、特に汗をかいたときは注意が必要です。
正しい水分補給のポイント
活動量に合わせ1日500mlのペットボトルを1〜2本を意識する。
常温の水をこまめに:一口ずつ、ゆっくり飲むのが理想
食事からの水分も大切:偏食や食事抜きは代謝水の不足につながります
運動や外作業の際は+ミネラル補給を:汗とともに失うナトリウムやカリウムの補給が重要です
最後に:水分補給も「体に合った方法」で
御幸町カイロプラクティックでは、季節や生活スタイルに合わせた体調管理を、分子栄養学と整体の両面からサポートしています。
「夏になると疲れやすい」「頭痛が増える」「寝ても疲れが取れない」などの不調がある方は、水分不足が原因の一つかもしれません。体に合った栄養とケアで、夏を元気に乗り切りましょう。
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