頭を何かにぶつけて痛い思いをした経験のある人は多いのではないでしょうか？頭を打った時はくらくらしたり、ぼわーんとしたり、きついときは頭痛、吐き気がしたりしたけど時間が経つと特に気にならなくなると思いますが、頭を強く打ってからの頭痛と吐き気が出ているときは 1週間くらいは注意しておくことが必要です。

頭を強く打ってすぐに症状が出る場合ばかりではなく、数時間数日経ってから内部出血による頭痛や吐き気が出ることもあるので１週間くらいは意識しておくようにしてください。

時間が経って起こる遅延生脳内血腫に注意

頭を強く打った直後には特に検査を受けても異常もなく、頭痛や吐き気もそれほど長く続かないので心配ないといわれますが、 数日〜１週間後に出血が発見されることがあり、とくに血管が弱い子供さんや血管が硬くなりはじめる40代以降のひとは頭を強くぶつけた時は１週間くらいは異常がないか様子をみるようにしてください。 

また、頭をぶつけて頭痛がある、吐き気がしたなどの時はぶつけた直後と、１週間後くらいで病院で検査を受けて異常がでてないかを診察を受けるようにしてください。遅発性脳内血腫は出血がきつくなれば意識を失うこともあるのでこれくらい大丈夫は禁物です。

こんな頭痛はすぐに病院で検査を

・頭をぶつけて急な頭痛がとれない

・頭をぶつけて吐き気がつづく

・頭をぶつけてめまいがする

・頭をぶつけてしゃべりがおかしい

・頭をぶつけてだんだん痛みがきつくなる

・頭をぶつけて夜が寝れなくなった

その他少しでも気になることがあれば病院でも診察検査を受けるようにしてくださいね。

御幸町カイロに来院されている方にも、普段は頭痛が無い人が、酔っぱらって転んでからめまいがする、事故で頭をぶつけてから頭痛とめまいがでてきたなどの方に病院で念のため再検査をおすすめしたところ遅発性脳内血腫といわれたケースがありました。お二人とも頭を打ってすぐ検査は受けて異常無しだったので安心していたんですが数日経ってから症状が現れてきたようです。

頭をきつくぶつけて色々検査をして、脳の異常や出血、骨折や傷、遅発性脳内血腫などが無いと確認されて違和感や頭痛を感じる場合は頭蓋骨や頸椎、胸郭の歪みが関係していることが多く歪みを調整すると改善されるケースも多いので気になる方はご相談ください。