妊娠中の腰痛
腰痛がある妊婦さんは、腰痛がない妊婦さんに比べて出産時の痛みが約3倍痛いと言われています。妊娠中の腰痛は、妊娠によるホルモンバランスの変化から骨盤が歪みやすくなることや、大きいお腹を支えるために重心がづれて姿勢が悪くなることが考えられます。
妊娠すると「リラキシン」という女性ホルモンが分泌され、出産に向けて赤ちゃんが産道を通りやすいように骨盤の靭帯を緩めてくれます。同時に腰の左右の骨盤をつなぐ「恥骨結合」という部分まで緩んでしまい、体を支える力が弱くなってしまいます。
また、妊娠中期~後期になると、お腹が前にせり出したような姿勢になり、腰が反って重心が前にかかった状態になります。
こうような骨盤の歪みや姿勢、重心の変化によって、腰回りの筋肉、靭帯、関節に大きな負荷がかかり、腰痛や脚の付け根の痛み、お尻の痛み、尿漏れ、足のむくみ、こむらがえりなどを引き起こしやすくなります。
骨盤は複数の骨からできていて、主に子宮・肛門・膀胱・直腸を囲んでいます。赤ちゃんは骨盤の寛骨(腸骨、恥骨、坐骨)仙骨、尾骨からなる骨産道を通って生まれてきますが、分娩時に限らず妊娠中も少しずつ左右前後に開きながら赤ちゃんを支えています。
妊娠週数が進むと骨産道を作りだすために、仙骨が大きくせり上がり、湾曲が大きくなります。仙骨をスムーズに動かすためには、仙骨を中心に骨盤全体の関節の柔軟性を高めて自由に動かせるようにすることが大切です。
そして、骨盤回り全体を緩めるには、骨盤だけでなく、全身のバランスを整えて、内臓の働きも調整することも大きなポイントです。
アメリカのドクターの調査ではカイロプラクティックの施術で約84%の腰痛を改善されたというデータがあり、神経の流れが整うことからも、陣痛が来てから出産までの時間が初産で平均24%、経産(出産経験のある人)の出産で約39%早く産まれたという結果があります。
バキバキしないソフトなカイロプラクティックの施術は、腰痛の改善や出産がスムーズになるだけでなくホルモンバランスや神経伝達を整えることから、日常から安心感や幸福感も感じやすく、マタニティライフを楽しみながら出産を迎えることができるため、妊婦さんにとてもおすすめです^^
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