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2021/08/19｜ カテゴリ：院長 小松原より
元気な胃を取り戻そう！
キーワード： 分子整合栄養医学 オーソモレキュラー,分子栄養学
これからの時期多くなる夏バテは胃腸の働きにも大きく関係します。胃は胃液で菌やウイルスを殺菌したり食物の消化をします。とくにタンパク質をアミノ酸に分解していくために働きます。
この、アミノ酸が小腸から吸収されて肝臓で色々なものに合成されて筋肉や骨、皮膚や内臓、ホルモンや酵素などの身体を造る材料になったり活動エネルギー（スタミナ）として血液中に溜められます。
この、血液中に溜められるアミノ酸の量がスタミナ（体力）の有無に関係してきます。
・アミノ酸(タンパク質)が多い→スタミナがある
・アミノ酸(タンパク質)が少ない→スタミナ無い
ということになり、夏バテをする人のほとんどが食事面で共通するのはタンパク質を食べる量が少なく血液検査でもアミノ酸を表す項目が低いのが目立ちます。
血液検査のデータで血液中のタンパク質を現すようなTP・アルブミン・BUN・肝臓の数値・HB・UIBCなど色々なデータを客観的にチェックすることでタンパク質のものを食べれているか、吸収されているかがわかってきます。
夏バテに関してはタンパク質を分解吸収するための胃腸の働きが悪くなっていることも考えられます。
胃腸の働きでチェックしておきたいこと
・胃の炎症の有無
・胃酸分泌の有無
・ピロリ菌感染の有無
・便秘（薬を飲まないと排便がない）
・下痢（常に便がゆるい）
・食事をするとすぐにお腹が痛い
・抗生物質を摂ることが多い
など当てはまる場合は要注意です。炎症や胃酸分泌が少ない場合は消化不良を起こすので胃粘膜の回復、胃酸分泌を正常化させる根本的な方法を考えることが大切になります。
胃の働きやピロリ菌感染の有無は血液検査でも確認でき、胃酸の量や炎症、萎縮状態、ピロリ菌の感染の有無などを簡単にチェックすることができます。
不調の原因が解れば色々改善方法を考えることができるので胃腸の調子がよく無い方は検査をしてみるといいです。
胃腸の違和感を感じる場合はストレス性のものや身体の歪みなども考えられるので、身体の歪みや自律神経の働きを調整をすることでバランスがとれ、症状が軽減、改善することも多くあります。
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