2019/07/02| カテゴリ:院長 小松原より,分子整合栄養医学
食物アレルギーってなに?
キーワード: 分子整合栄養医学 オーソモレキュラー,低血糖,頭痛,便秘
京都市中京区で整体、カイロの施術で頭痛腰痛の改善と分子栄養学を医科歯科と提携し栄養療法を行っています。今回は食物アレルギーってなに?をご紹介します。
特定の食べ物によって起こるアレルギー反応を食物アレルギーといい、ここ10年くらいで急増しています。アレルギー反応は、原因となる食物を食べて腸で吸収される以外にも、食べ物が皮膚や粘膜に付いたり、小さな粉を吸い込んだりしてアレルギー反応を起こすこともあります。
==原因となる食べ物は?==
鶏卵、牛乳、小麦、そば、かに、えび、ピーナッツなど他にも数多くのものがり、原因となる食べ物に共通するのが人間の体に無いタンパク質で異種タンパクとよばれています。アレルギー症状としては皮膚では発疹や蕁麻疹など、消化管や呼吸器、眼、鼻などの症状で下痢や嘔吐、腹痛、咳、のどや眼の痒み鼻水などもあります。さらにきついアレルギー反応では意識障害や血圧低下などアナフィラキシーショックを発症することもあります。
==食物アレルギーの検査では?==
病院での問診で原因食物を推察してもらい、原因の疑いがある食物に対して抗原特異的IgEの血液検査、皮膚テストがあります。より詳細に食物アレルギーを診断するためには、原因食物を実際に食べて経過をみる食物経口負荷試験というのがありますが、原因食物を食べることで、アナフィラキシーショックがおこることもあるので経験豊富な医師と診察体制が整った環境で検査を受けることがおすすめです。
==栄養面から考えることも大切==
そもそも、食物アレルギーは腸から吸収されない異種タンパク(自分の体に無いタンパク質)が腸から吸収されてしまい、自分の体に無いタンパク質が体内に入り追い出そうとして色々な反応がおきます。
なので、本来吸収が出来ない異種タンパク質(アレルゲン)を腸から吸収をさせないようにすることも同時に考えて行くことが大切です。胃でしっかりとタンパク質を分解し、小腸の粘膜のキメが細かい(細胞と細胞の隙間)とアミノ酸などの分子が小さいものだけを吸収し、未消化のタンパク質(アレルゲン)を吸収させないようにすることで食物アレルギーを軽減させアレルギー反応を起こさないようにしていくことが大切です。
腸の粘膜の修復改善は不足している栄養をチェックして食事やサプリでコツコツと摂取して生活リズムや環境を見直して行くことが大切です。改善には時間はかかりますが一度中から改善された腸の粘膜は少々の負担では崩れなくなります。お困りの症状がある方は食事内容、食事時間、栄養状態を客観的に見直していくことがおすすめです。
7/28 はじめての分子栄養学(オーソモレキュラー)勉強会
==管理栄養士からみたアレルギーと栄養の関係==
アレルギーを起こす物質には、食物、花粉、ダニ、金属など色々なアレルゲンがあります。昭和の時代にはあまり聞かなかったアレルギーですが、ここ十数年で3人に1人がアレルギーといわれるくらい急増…
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