2019/07/16| カテゴリ:院長 小松原より,分子整合栄養医学
金属アレルギーってなに?
キーワード: 分子整合栄養医学 オーソモレキュラー,貧血,低血糖,頭痛
京都市中京区で整体、カイロの施術で頭痛腰痛の改善と分子栄養学を医科歯科と提携し栄養療法を行っています。今回は金属アレルギーってなに?をご紹介します。
金属アレルギーは、ピアスやネックレス、指輪、時計などの金属に触れ接触皮膚炎としてアレルギー反応が起こり、皮膚や粘膜が赤く腫れ痒みを感じ、きつくなると発熱や倦怠感などの全身症状にもなり難治性のニキビや湿疹、アトピーは金属アレルギーが関係していることもあります。
金属アレルギーは原因となる金属が汗をかいた皮膚に触れイオン化(微量に溶ける)され皮膚から体内に吸収されると身体の免疫機能が、身体にとって有毒なものと判断し追い出そうとして金属アレルギーを起こします。なので、皮膚の弱い方は汗をかいた状態で放置することは金属アレルギー反応が起こるリスクが高くなるので気をつけてください。
原因となる金属には
・ニッケル
・コバルト
・錫(すず)
・パラジウム
・クロム
・亜鉛
・鉄
・銅
などの金属がありピアスやネックレス、指輪、時計、ベルトのバックル、革製品、化粧品、クレヨンなど日常生活で触れるものや、ワインやナッツ、香辛料、チョコレートなどの食品にも金属を多く含む食品があります。また、歯科で使用される金属の被せにも色々な金属が含まれこれにより金属アレルギーを引き起こす可能性もあります。
金属アレルギーは、Ⅳ型アレルギーに分類され、原因となる金属がⅣ型アレルギーかどうかを確認するために、疑われる金属を皮膚に貼付けて皮膚の変化を観察するパッチテストといわれる検査があります。
日常で色々な金属に触れていてもすべての人が金属に対してアレルギー反応を起こすわけではなくアレルギー反応がある人、無い人があります。この違いは、食物アレルギーでも同じように腸の粘膜、皮膚の厚みやきめの細かさにあります。もう少し掘り下げていうと皮膚や粘膜を作るコラーゲンや細胞の材料の栄養状態に比例していることが多いです。
金属アレルギーの方は同時に食物アレルギーもある人が多く両者に共通しているのは栄養状態が低下してしっかりとした粘膜や細胞が作れていないことが共通しています。また、そこにストレスや疲労、睡眠不足が重なることでアレルギー反応はきつくなり色々な不調を同時に感じることが特徴です。
金属アレルギーや食物アレルギーなどが思うように改善されない方は栄養状態を見直すことも大切なので気になる方はお声がけください。
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