2022/01/15| カテゴリ:院長 小松原より,分子整合栄養医学
心身の基本タンパク質を考えよう!
キーワード: 分子整合栄養医学 オーソモレキュラー,分子栄養学
心と身体の基本になる大切な栄養のひとつがタンパク質です。人間の身体は、髪の毛、皮膚、骨や筋肉、内臓などの細胞やホルモンや酵素など全てがタンパク質を中心にできています。
そして、その身体では毎日、古くなった細胞が壊される異化と新しい細胞が合成される同化のバランスで身体は健康を保っています。
日々の食生活での異化と同化のバランス崩れるとジワジワと不調を感じるようになってきます。
①異化=同化→健康維持
②異化<同化→症状病気の改善、強化
③異化>同化→症状病気の発症&老化
となります。
このとき①②で一番大切な栄養がタンパク質になります。タンパク質は英語ではプロテインといい元々の語源はギリシャ語のプロティオス「第一となるもの」という意味になります。
タンパク質は毎日摂取したい量があり、必要量としては1日当たり体重1kgにつき1gのタンパク質が必要になります。
例えば、体重60kgの人は1日約60gのタンパク質が必要になります。意外と少ないようにみえますが、赤身の牛肉100gのタンパク質量は水分や脂などを引くと20gになりそこから加熱調理をすると10gになります。
60gのタンパク質を摂取するには赤身のお肉だと毎日600gを摂取という計算になります。
そして、不調や症状のある方は長年少しづつタンパク質が不足してきているのでタンパク質は維持量にプラスして改善量が必要になります。
常に身体の中は異化と同化が繰り返され食べたタンパク質が分解吸収されアミノ酸がタンパク質を構成して体内のアミノ酸と少しづつ入れ替わり見た目は変わらないですが体内が変わっていく動的平衡ができています。
タンパク質が不足することで動的平衡が崩れ心身の違和感を感じ、そして症状に変わり長い年月を経過して病気に変わり40代後半から不調をキツく感じる人が多くなり、50〜60代で病気になる人が増えてきます。
そして、現在のストレスの多い社会では健やかな心をつくるタンパク質から作られる神経伝達物のセロトニンやGABAといった神経伝達物質が不足し10~20代の若い世代でも心の病が増えています。
身体は不調を感じる前に体内からジワジワと下がり、不調を感じたときには栄養不足から欠損や欠乏になり、食事だけでは改善できない状態になることも多くあります。
今一度、食事でのタンパク質量はしっかり摂れているか?を見直してみてください。そしてより詳細に身体のことを知りたい改善したいという方は詳細な血液検査を受けて体内の状態をしっかり把握することからはじめてみると良いと思います。
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