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2024/04/25| カテゴリ:院長 小松原より

こんな頭痛には注意が必要です

キーワード: 分子栄養学,頭痛
人口の約30%が頭痛に悩まされ、日本人の4人に1人が頭痛に苦しんでいるというデータがあります。頭痛は一次性と二次性に分類され、前者は機能性の問題によるもので、後者は病気が原因で発生するものです。

一次性の頭痛
一般的に、片頭痛や緊張性頭痛は一次性頭痛になり、痛みは激しいものの命に関わることは少ないとされています。片頭痛は、一側性の激しい痛みを伴い、症状が重い場合には吐き気も伴うことがあります。

一方、緊張型頭痛は、肩や首の緊張によるもので、頭が圧迫されるような感覚を伴います。また、群発性頭痛や後頭部の痛みなど、さまざまな種類の頭痛があります。

これらの頭痛は、日常生活でのストレスや疲労、睡眠不足、不健康な食生活、気圧や湿度の変化などが原因となります。骨格の歪みやストレートネック、頚椎や頭蓋骨の不調和も頭痛の誘因となります。そのため、定期的な歪みの調整や生活リズムの改善が頭痛の改善につながることが多いです。

二次性の頭痛
注意が必要なのは二次性頭痛です。この種の頭痛は、脳に関連する病気が原因で発生することが多く、脳腫瘍や脳出血、脳動脈解離、脳血管攣縮などが考えられます。

特に、いつもの頭痛とは異なる、痛みや頻度が増していく、50歳以上で初めて発症するなどの症状が見られる場合は、速やかに医療機関を受診することが大切です。

また、くも膜下出血などの緊急を要する病状も二次性頭痛に含まれるので、頭痛が他と異なる特徴を持っているかどうかを正確に把握することが大切です。

こんな頭痛は二次性頭痛を疑う
・突然の頭痛
・今までに経験したことのない頭痛
・いつもと様子の異なる頭痛
・頻度と程度が増していく頭痛
・50歳以降に初発の頭痛
・神経脱落症状を有する頭痛
・癌や免疫不全の病態を有する患者の頭痛
・精神症状を有する患者の頭痛
・発熱、項部硬直、髄膜刺激症状を有する頭痛

頭痛に悩む方は、いくつかの基準を確認することで病気の可能性を見極めることができるのでもしそのような症状を感じた場合は、専門医の診察を受けるようにしてください。

また、頭痛が特定の病気に起因していない場合は、身体の歪みや自律神経の調整、内臓の疲労などによる施術が効果的な場合が多いので頭痛が気になる方はご相談ください。

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