2021/10/20| カテゴリ:院長 小松原より
感染症を栄養面から考える
キーワード: 分子整合栄養医学 オーソモレキュラー
感染症は、大気、水、土、動物などに存在する病原になる微生物が、体内に侵入することで起こる疾患です。
身の回りには、目に見えない多くの細菌、ウイルスなどが存在し、その中で感染症を引き起こす微生物を病原体といいます。
身体はウイルスを侵入させないために何重にも防御をしています。ウイルスは上気道の粘膜から感染しますが、粘膜を覆うムチンというネバネバした粘液がしっかりと粘膜を覆っているとウイルスや菌はムチンと一緒に排出されます。
そして、粘液の中にはグルタミンとVAで合成されるIgAという抗体があり免疫力として防御に働き、粘膜から中にウイルスを侵入させないために働いてくれます。
粘膜の細胞を強くするためにVDが働き、VDはVAとタンパク質で抗菌タンパクを合成し一緒に免力を強化する働きがあります。そしてこの働きを維持するために必要なミネラルが亜鉛になります。
残念ながら、ウイルスを防御できずに、ウイルスが体内に侵入すると喉の違和感や痛みなどを感じ部分的に炎症が起きてしまいます。この喉に違和感や炎症があるときに炎症を抑える大切な栄養がVCになります。
炎症が起きると免疫細胞が炎症のある部分に集合し炎症を抑えようと免疫細胞が働き、そのときに免疫細胞がVCを活用し炎症を抑えるのでVCをしっかり摂取することが大切になります。
炎症が起きたときに体内のVCが枯渇していると集まった免疫細胞が働けずに炎症が関節や全身に広がって発熱を起こします。
粘膜で防御できずに、体内に侵入されVCが枯渇していて炎症が全身に広がった場合はオリーブ葉のオーレユーロペンという成分がが抗ウイルス、抗菌、抗炎症に働いてくれます。
粘膜→体内→全身の順で感染が広がるので、自分が今どの段階の症状かによって栄養面から予防なのか改善なのか対策を考えていくことが出来ます。
感染症を日常で予防するには
・早寝早起き
・ストレス発散
・疲労を溜め込まない
・タンパク質の多い食事
・人込みを避ける
・マスク、うがい、手洗い
などを意識するといいです。
栄養面では
・タンパク質
・ビタミンA
・ビタミンD
・亜鉛
・ビタミンC
・オリーブ葉エキス
を考えるといいです。
これから寒くなってくると風邪やインフルエンザ、ノロなどの感染症も広がりやすく今年はコロナもどうなるか予想がつかないので生活面と栄養面で自己管理を意識するようにしてくださいね。
また、10/17に分子栄養学オンライン勉強会で「感染症を考える」をテーマにTVなどで新型コロナの特集のアドバイザーとしても出演されている医師で免疫の専門家でもある金子先生にお話をしていただきます。
興味のある方は参加してみてください。
10/23分子栄養学 オンライン勉強会 専門医からみた感染症と栄養の関係
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京都市中京区でオーソモレキュラーを中心とした体調改善をおこなう御幸町カイロプラクティックでは頭痛・肩こり・腰痛・手足のしびれなどの症状改善と詳細なデータから貧血・低血糖・だるさ・疲労感などの不定愁訴を分子整合栄養医学を基にしてオーソモレキュラー栄養療法で改善のお手伝いをしています。ご遠方の方もお気軽にご相談ください。
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